「倍賞千恵子と諏訪さくら -二人で過ごした50年-」
映画『男はつらいよ』50周年記念特別コラム
…(中略)…
「渥美さんも、寅さんも、《愛》の大切さを知る人」
…(中略)…
渥美さんが亡くなった直後は、あまりにも辛くて過去の作品を見返すことができなかった。 しかし、最近ではようやく、懐かしく振り返ることができるようになっている。
つい先日も、たまたまテレビをつけたら、若き日の自分が出演している『男はつらいよ』が放送されていた。
「テレビをつけたら、突然お兄ちゃんが出てきて、そのままずっと見ちゃいました。 そして改めて、“すごいな、私こういうすばらしい映画に出ていたんだな”って思って。 画面からすごいエネルギーが伝わってきました。
それに、“あの、さくらさんを演じている女優さん、なかなかいいじゃない”って、自分で思っちゃった(笑)」
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